CONCEPT

園児たちが「元気に走り回れる」をテーマに設計を進めていきました。

園庭は、１階南側に砂場のあるウッドデッキを設け、乳幼児の「憩いのスペース」となるようにしました。また、プール遊びができる広々とした園庭を屋上に設け、各年齢の園児にあった遊びができる空間にしました。

各部屋は多様性を持たせるため、可動間仕切りを使用し、開けると広い空間になり、ひびき保育園独自の朝の体操・リズム遊びに対応しています。閉じれば落ち着いた空間になり絵や工作に集中できます。 室内では裸足で過ごすため、床は桧無垢材、コルクタイルの自然素材を使用し、足に優しく児童の成長と共に経年変化を楽しめます。各保育室のバルコニーからは、すぐに外履きに履き替えられ園内を回遊できる建物としました。